専門職大学院認証評価機関

コンピテンシー実績報告

事業成果報告書

別添資料

資格枠組のレベル定義(レベルディスクリプター)

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資格枠組のレベル定義(概要)

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学修成果指標

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ガイドライン

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事業成果報告書

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事業の概要

事業のテーマ

学校評価の充実等を目的とした資格枠組の共有化・職業分野別展開とその有用性の検証

実施の概要

当機構では、平成30年度および令和元年度の文部科学省委託事業の中で、わが国において使用されることを想定し、かつ、国際通用性のある「資格枠組のレベル定義」を策定した。

本事業は、この事業成果を継承し、学校評価の充実等に結び付けることを目的とした事業として位置付けられる。

本事業は、「資格枠組のレベル定義」を頂点としたコンピテンシー体系を、産業界、専門職高等教育機関、高等学校等と共有し、各職業分野で求められている学修成果の測定に用いる仕組みについて研究することを目的としている。

このとき、いくつかの職業分野を事例として、人材ニーズをもつ産業界と、人材供給源となる専門学校間において先行的に活用し、将来的には学修成果の測定のみならず、就職した後の職業能力の判定などに用いることにより、資格枠組の有用性を検証する。

事業実施の年次計画

令和2年度の取組

本年度事業は3年計画の初年度として、産業界、専門職高等教育機関、高等学校が「資格枠組のレベル定義」を共有し、かつ、これをそれぞれの立場で活用する仕組みの原型を構築する。
この仕組みの構築を目標として、本事業では大きく次の5つの取組を進める。

  1. 資格枠組のレベル定義および学修成果指標の改善
  2. 学修成果情報共有システムに対するニーズ調査
  3. 学修成果情報共有システムのプロトタイプ作成
  4. プロトタイプの試用
  5. 普及セミナー実施

本年度は、学修成果指標を実用化し、普及させるための第一歩として、学修成果情報共有システムを設計し、そのプロトタイプを作成した。
それに先立ち、まずは、学修成果情報共有システムに対するニーズ調査を行ったが、そのとき、資格枠組のレベル定義、学修成果指標についても意見収集を行った。

その調査を参考に作成したプロトタイプの試用を、動物分野の専門学校に依頼して、実施した。

また、資格枠組のレベル定義、学修成果指標を広く認知してもらうためのセミナーも実施した。

資格枠組のレベル定義および学修成果指標の改善

令和元年度事業で策定した「資格枠組のレベル定義」および「(分野-職種ごと)学修成果指標」について、同事業で実施した学修成果測定試行の結果や、同様の取組(ルーブリックやカリキュラムマップ)の調査結果等をもとに、レベル設定や記述内容の改善を図った。

職業分野・学術分野に共通した資格枠組のレベル定義におけるレベルの目安は、表のとおりである。

資格枠組のレベル定義の各レベルの目安

なお、令和元年度事業では専修学校専門課程(2年課程)卒業時をレベル4と定義していたが、国際的な枠組を調査・比較するなどして検討した結果、レベル5に位置付けることにし、専修学校専門課程1年課程修了時はレベル4と定義した。
それを反映し、資格枠組のレベル定義、同概要、学修成果指標などの改訂を行った。

また、「資格枠組のレベル定義」について、海外普及を図ることを目的として、英語、中国語(簡体字・繁体字)、韓国語、ベトナム語に翻訳を行った。
ただし、英語については令和元年度事業で翻訳済みであるため、本年度事業では変化のあった部分についてのみ翻訳を行った。

学修成果情報共有システム

学修成果情報共有システムの概要

本事業では、産業界、専門職高等教育機関、高等学校が、それぞれに所属する人材の情報を共有するシステムについて、図のようなイメージを抱いている。

学修成果情報共有システムのイメージ

すなわち、このシステムは、

  • よい人材を獲得したい産業界
  • 産業界が必要とする人材を育成しようとする専門職高等教育機関
  • よい教育機関に人材を送り出したい高等学校

これらが、「資格枠組のレベル定義(レベルディスクリプター:LD)」にしたがった共通の尺度で学修成果を測定し、その結果を共有することによって、互いにメリットをもたらすことを目指している。

この仕組みの実現に向けて、「資格枠組のレベル定義」という共通の尺度を参照することを前提として、システムに対する産業界と専門学校との間のニーズを詳細にとらえるための調査を実施した。

なお、図中の表内にある「知」「汎」「専」…「倫」と1字で書いてあるものは、学修成果指標の8つの人材特性で、それぞれが表すものは、次表のとおりである。

図中の略号

また、「DP」「CP」「AP」は、教育機関における3つのポリシーで、それぞれが表すものは、次表のとおりである。

図中の略号

学修成果情報共有システムに対するニーズ調査

学修成果情報共有システムの実現に向けて、「資格枠組のレベル定義」という共通の尺度を参照することを前提として、システムに対する産業界と専門学校との間のニーズを詳細にとらえるための調査を実施した。

調査は85の専門学校、193の企業に実施し、それぞれ23校、28社からの回答を得ることができた。対象としたのは「美容分野」、「ゲーム・CG分野」、「動物分野」、「土木・建築分野」の4分野である。
各分野の内訳と、生徒数・従業員数の規模は、次の図のとおりである。

アンケート回答者概要

今回の学修成果情報共有システムに対するニーズ調査では、次の項目について調査を行った。

  • 人材特性
  • 学修成果のエビデンス
  • 学修成果情報共有システム
  • 学修成果情報共有システムのセキュリティ
  • 学修成果情報共有システムに期待すること
  • コメント

なお、今回のニーズ調査では、専門学校が目標とするもの、提供できるものと、企業が求めるもの、必要とするものが、どの程度マッチングしているのかという点にも着目して調査した。

学修成果情報共有システムの設計とプロトタイプ作成

「学修成果情報共有システムに対するニーズ調査」の結果を参照して、学修成果情報共有システムの要件定義および設計を行い、それに基づいてプロトタイプを作成した。

このプロトタイプの概要は次のとおりである。

  • 共通の評価枠組みの提供
     共通の評価枠組みとして、「資格枠組のレベル定義」および「(分野-職種ごと)学修成果指標」を利用する。
  • 学生自身による自己評価
     共通の評価枠組みに対する学修成果を、学生自身が自己評価する。
  • 教員による客観的評価
     共通の評価枠組みに対する学生の学修成果を、教員により客観的に評価する。

 このプロトタイプでは、学修成果指標を使って学生が自己評価をし、それを教員が第三者の視点で評価・フィードバックする。それによって、学生も教員もそれぞれが気づきを得られる。

学修成果情報共有システムの試用

試用は、本事業における4つの分科会、「美容」、「ゲーム・CG」、「動物」、「土木・建築」の4分野を対象にすることを予定していたが、本年度事業では動物分野に絞り、動物分科会委員の専門学校2校に試用を依頼した。

指標一覧画面

教員からのフィードバック確認画面

試用後のアンケート

プロトタイプの試用とアンケートの実施を依頼したときが、コロナ禍で登校しない時期であったり、定期試験に重なったりして、学生や教員の方々にはご多忙なところ、ご協力いただけたことをあらためて感謝したい。

時期的な影響も受け、アンケートの回答は多くない。寄せられた意見のみでシステムの評価をすることは難しいが、寄せられた意見の中から、今後取り組むべき課題、改善すべき点などを考察する。

学修成果情報共有システムでは、人材特性の指標に一つひとつ文章で自己評価を入力する。
現在の動物分野のレベル4では58個の指標があるので、学生は58項目に文章を入力して自己評価し、教員は58×学生数にフィードバックすることになる。
これを短期間で実施するには無理があるので、人材特性ごとの指標を2項目に減らし、学生、教員ともに約3割程度の項目数にして試用した。
しかし、入力する内容は点数ではなく文章であることから、入力に時間がかかるという意見が多く寄せられた。

その一方で、学生からは、入力に時間がかかるものの、自分自身で振り返りをすることについては、「役立った」、「大変役立った」という意見も目立った。
同様に、自分自身の振り返りの内容について教員からフィードバックが得られることに意義を感じるという意見もあった。

教員からは、今回の試用は担任が行ったため、各授業の詳細な内容を担任が把握することは難しく、評価やフィードバックについては授業担当者が行うのがよいのではないか、という提案があった。
実施方法についても、一度にすべての項目を自己評価することは、時間的にも無理なので、一項目ずつ教科の中で行うことでないと負担が大きい、との意見もいただいた。

システムのインターフェースとしては、学生からは「慣れていないので使いづらい」、教員からは「学生の自己評価画面が小さいため、内容を確認しながらフィードバックを入力することができない」、という意見があった。使いづらさについては、詳細な画面の状態、レイアウトの状態などを調査して、必要な改善を行っていきたい。

「入力に時間がかかる」という点は、自分の言葉で文章を入力する際に感じることだと推測される。
専門学校からも、学生が自身の履修の振り返りをする上でも大変有意義なことであった、また、項目(補足説明)を読み込む力、文章を記入する力も十分に必要で、その能力を備えなければならない意味でも有意義であった、とのご意見をいただいた。

資格枠組のレベル定義、および学修成果指標の普及活動

本事業全体の趣旨、「資格枠組のレベル定義」の内容、ニーズ調査の結果、プロトタイプの操作方法と事例など、本事業成果を紹介し、本事業の取組に理解をいただくことを目的とした普及セミナーを、令和3年2月22日に実施した。

令和2年度文部科学省委託事業 成果報告会・向上セミナー

事業実施体制

事業実施委員会

コンピテンシー事業実施委員会

実施協力機関等

名称【美容分科会】

美容分科会

名称【ゲーム・CG分科会】

ゲーム・CG分科会

名称【動物分科会】

動物分科会

名称【土木・建築分科会】

土木・建築分科会

事業の推進体制

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