2021(令和3)年度
ECC国際外語専門学校における、2021(令和3)年度の評価結果を示します。
2021(令和3)年度に実施した第三者評価の評価結果について
一般社団法人専門職高等教育質保証機構は、2021年8月末にECC国際外語専門学校から提出された自己評価書について、評価委員会において、書面調査及び訪問調査を行い、評価結果(案)を取りまとめた後、対象専門学校へ通知し、意見の申立て手続きを経て確定したものです。
2021(令和3)年度評価結果
ECC国際外語専門学校に対し、「基準を満たしている」と評価しました。
評価報告書
第三者評価を受審して(各校の責任者に聞きました)
瀧山校長
受審した結果はどのようなものでしたか?
長期間にわたる取り組みでしたので、結果をいただいた時は正直ホッとしました。
「評価基準を満たしている、主な改善を要する点は特にない。」にとの見解をいただき、今まで取り組んできたことや方向性が間違いではなかったと安心しました。
貴校では第三者評価への機運が高まっていましたか?
系列校のECCコンピュータ専門学校で先行して受審していたこともあり、学園内でも「学園評価会議」を組織し、定期的に情報共有をはかり、準備を進めてきました。
自己評価書の作成のうえで、お困りになった点などがございましたら、お聞かせください。
過去の実績を振り返り、報告書にまとめる範囲が広いことやエビデンスを集めること、収集した膨大なデータを整理することに苦労しました。
実施した内容や活動についてはすべてエビデンスを残すことが重要であると感じました。長期的な取り組みとなるため学内で作業チームを編成し、進捗を確認しながら作成をすすめました。
訪問調査への準備はいかがでしたか?
「教育現場の視察」はスムーズに進行できましたが、「卒業生との面談」では、人選が難航し卒業生の決定が直前となりました。
また大阪府外で勤務している卒業生も多く、面談開始時刻の平日18時に学校に到着できる者は限定されました。
第三者評価報告書を受け取った時の印象はいかがでしたか?
客観的に自らの学校を一歩引いた目線で見るきっかけとなりました。高い評価をいただいた内容もあり、今後さらに教育の質を高めていかなければならないという思いを強く持ちました。
今後の内部質保証に対する決意をお聞かせください。
PDCAサイクルをまわして教育活動を行い、自ら振り返りを行い、課題を発見(認識)し、会議等を通じて共有し、教職員一丸となってそれらの課題の改善、解決に努めることが重要であると感じました。
今後受審する学校に伝えたいことはありますか?
学校の現在地を客観的な視点で捉え、学校全体で次の一歩を踏み出すきっかけになると感じます。
当機構に対するご要望をお聞かせください。
初めての取り組みで不明な点も多くありましたが、その都度きめ細かくご対応いただき感謝しております。
今回ご指摘いただいた内容を真摯に受け止め、改善に努めてまいります。この度はありがとうございました。
校長からのコメント
新型コロナウィルス感染拡大の影響を受け、当初の予定から1年遅れての実施となりました。
緊急事態宣言もあり臨時休校対応やフルオンライン授業への移行など平時の教育活動ではない部分もあらたに発生しましたが、学校一丸で取り組んだ感染防止策についても柔軟に評価していただきました。
今回の取り組みを通じて教職員や学生との意思統一の重要性を再確認する貴重な機会となりました。今回いただいた結果を全教職員で共有し、今後の学校運営や課題改善に取り組んでまいります。