2017(平成29)年度

高崎動物専門学校における、2017(平成29)年度の評価結果を示します。

2017(平成29)年度に実施した第三者評価の評価結果について

一般社団法人専門職高等教育質保証機構は、2017年8月末に高崎動物専門学校から提出された自己評価書について、評価委員会において、書面調査及び訪問調査を行い、評価結果(案)を取りまとめた後、対象専門学校へ通知し、意見の申立て手続きを経て確定したものです。

2017(平成29)年度評価結果

高崎動物専門学校に対し、「基準を満たしている」と評価しました。

評価報告書

高崎動物専門学校評価報告書(PDF)

第三者評価を受審して(各校の責任者に聞きました)

野口理事長


野口理事長

受審したきっかけはどのようなものでしたか?

文部科学省でおこなった貴機構の第三者評価セミナーに参加したことです。
その当時、いくつかの団体の第三者評価セミナーに参加しましたが、貴機構は学校の団体・協会ではないので、その評価は利益相反行為にあたらず信用性が高いと判断したからです。

貴校では第三者評価への機運が高まっていましたか?

やはり、職業実践専門課程の制度が始まる頃からではないかと思います。
そういう制度では質保証が求められる、そうすればいずれ第三者評価ということになりますからね。

自己評価書の作成は大変でしたか?

自己評価書の作成にあたって、根拠となる資料の準備が大変であったことは事実です。
しかし、ひとつひとつの設問に対して自己評価をしていくなかで、改めて本校の現状が良くわかり、自信をもって自己評価ができることが多く見つかりました。
また、さらにより良い学校運営をしていくために必要なこともわかり、とてもよい機会となりました。

訪問調査への準備はいかがでしたか?

訪問調査に向けて、補足資料の準備、在校生や卒業生を対象とした面談の候補者の選定など訪問調査の通知から約1ヶ月という短い期間での準備は大変でした。

第三者評価報告書を受け取ったときの印象はいかがでしたか?

丁寧で公平で正当な評価をしていただいたと感じました。

今後の内部質保証に対する決意をお聞かせください。

ご指摘いただいた改善点はもちろん、今回判明した本校の強みをさらに強化していきたいと思います。

今後受審する学校に伝えたいことはありますか?

学校の欠点や弱点がわかるだけではなく、強みがわかることが学校の運営に非常に大きい効果をもたらしてくれるので、是非お勧めしたいと思います。

また、その評価は学校の団体・協会がおこなうものではないので、利益相反行為に当たる心配はなく信用度の高い評価になります。
そのことは、外部に対しての説得力も高く、受審した効果が大いに期待できると思います。

最後に、当機構に対するご要望をお聞かせください。

貴機構の第三者評価が日本の基準になっていき、それをきっかけに様々な分野の学校と単位交換ができるようになるとありがたいです。

また、世界の基準にもなれば世界中の学校と単位交換ができるようになり、島国の田舎の学校でも専門性を高めていけば、世界中から必要とされる学校になる可能性もできる。
将来的にそうなるとありがたいです。

事務局長からのコメント

第三者評価を通じて、自校の「強み」がわかったとすれば、評価する側から見てこんなに嬉しいことはありません。
また、「世界の基準」となれるようになることが当機構の最大の目標です。これからもぜひご支援をお願いいたします。