2018(平成30)年度

専門学校岡山情報ビジネス学院における、2018(平成30)年度の評価結果を示します。

2018(平成30)年度に実施した第三者評価の評価結果について

一般社団法人専門職高等教育質保証機構は、2018年8月末に専門学校岡山情報ビジネス学院から提出された自己評価書について、評価委員会において、書面調査及び訪問調査を行い、評価結果(案)を取りまとめた後、対象専門学校へ通知し、意見の申立て手続きを経て確定したものです。

2018(平成30)年度評価結果

専門学校岡山情報ビジネス学院に対し、「基準を満たしている」と評価しました。

評価報告書

専門学校岡山情報ビジネス学院評価報告書(PDF)

第三者評価を受審して(各校の責任者に聞きました)

高岡常務理事


高岡常務理事

自己紹介と第三者評価を受審したきっかけについてお聞かせください。

本校は岡山駅目前に位置し、工業、商業、社会福祉の3つの専門課程、全14学科を有する総合専門学校です。創立以来、学生の「生涯に渡る幸せ」を第一の基礎に位置付け、教育と誠実に向き合ってまいりました。
しかし、教育に向き合えば合うほど、表現するキーワードはありふれたものになってしまいます。「夢、未来、希望・・・」多くの学校で使われるフレーズですが、それぞれのキーワードを突き詰めたとき、その実態には大きな差があることに悩んでいました。

高等教育機関への進学後、実に30%もの学生が「学校選びに失敗した」と感じているという報告があり、この業界に身を置くものとして大きなショックを受けると同時に、責任の重圧を痛感します。
早速取り組んだのは、本校全ての学校情報の公正化と公開です。まずは、就職や検定取得など重要な判断基準となる数値データ等では、根拠(エビデンス)を明確に表現することに取り組みました。
それまでは何をしても、ふと気付くと同じキーワードであふれているという状況が続いていましたが、根拠を以て表現することで、この部分では被らなくなってきたのです。
ただし、他の学校が取り組んでいないことはなかなか浸透していきません。また側面しか見なければ意図するものではない間違った捉え方になることもあります。
確かに冒頭で記した通り、学生の「生涯に渡る幸せ」に則り考えての取り組みではありますが、そこは我々自身の過信に陥ることにもなり兼ねません。

そこで第三者の公正な立場で、詳細に見ていただくことで、これまでの本校の取り組みを、どうご判断いただけるのか、また今後、より良い学校に成長し続けるために、大学等多くの学校審査実績のある貴機構に力をお貸し頂けますよう、ご依頼申し上げました。

実際に第三者評価を受審した印象についてお聞かせください。

本校の場合、実際に審査をいただくまでには改めて様々な点で未整理の項目が残っていることに気付かされました。職業実践専門課程は14学科全てに認定をいただいてはおりましたが、今回の審査はそのレベルではありません。
何よりも求められ実感したのはエビデンスの大切さです。
エビデンスとなると、もともとそれを意識していたわけではなかったので、どこまで対応できるか不安はありましたが、これまでやらなくてはと思いつつ何年にも及んで進まなかったことが、これを機に現場レベルでの積極的な取り組みの実現に繋がったのです。
この部分は職業実践専門課程の段階で実感していたことではありましたが、整理していくうちに、全教職員が本校の強みはここ(エビデンス)にあると意識してこれまでも取り組んでいてくれたことが徐々に証明されていきました。
細かいところまでは整理出来ていなかったものの、これまでにやっていなければ整理のしようも無かったことと思います。
改めて日頃の取り組みを再認識する、良い機会となました。

第三者評価の各プロセスで印象に残ったことをお聞かせください。

訪問審査2日目、総評の冒頭で次のような評価をいただきました。
「全ての項目で基準を満たしている・・・」、正直なところその表現がどういう位置づけなのか直ぐには理解できませんでしたが、どうであれ満たしているということはこれまでの取り組みを好評価していただけたのだと思い、ホッと胸を撫で下ろすと同時に、ご協力いただいた全ての関係者の方々に深く感謝いたしました。
後に分かったことですが、最初の段階でこの評価を頂くことはごくまれなケースだとのこと、これまでのことは決して間違っていなかったのだと確信でき、報われました。
この評価に託された期待に恥じぬようこれからも時代の変化に対応し続け、在校生や卒業生、教職員、また日頃ご協力いただいております企業様等を代表とする全てのステークホルダーの皆様から、真にその存在を求められる学校であり続けることを、お誓い致します。

受審を検討している学校に向けたメッセージをお願いします。

これからの日本のキーを握っているのは、若者を中心とした未来を託すことのできる人材の育成、真に求める人生の取り戻しが期待されるリカレント教育、留学生を始めとする外国人労働者との共生も大切なテーマです。
その全てに関わることのできる教育業界は、地味ではありますが今後も絶対に外すことはできません。だからこそ、その使命と責任を真摯に受け止め、人を育てるところから外れてはならないと思うのです。
世の中様々な人間が存在するのと同じように、それを受け入れる様々なタイプの学校があって良いと思います。それぞれの強みや弱点、そこで働く者が誇りを持てるような学校づくりのためには第三者からの意見は大変参考になります。
学校淘汰の変革時期を迎えて、今より早い今はないとの思いで取り組むことが大切ではないかと感じます。

最後に、当機構に望むことがございましたら、一言お願いします。

最後に、このたびは貴機構及び評価委員の皆様には大変お世話になりました。今後に参考となるご意見や励ましのお言葉は、全教職員しっかりと受け止め精進してまいります。
3分野14学科もの対応にも関わらず丁寧に審査いただいたこと、心より深謝いたします。
私として貴機構に望むことはただ一つ、受審した学校にとって淘汰の進む業界で大きな強みとして打ち出せる場や手段の提供など、第三者評価のより一層の認知と普及をお願いいたします。
また、私どもでお力になれることがあれば何なりとお申し付けください、可能な限り恩返しのつもりでお手伝いさせていただきます。
ありがとうございました。

岡山校舎



事務局長からのコメント

何よりすばらしいと思ったことは、学生のモチベーションが高く、それが、教職員の方々の熱意に裏付けられたものであると実感したことです。
卒業生に対するフォローの厚さ(熱さ?)も並外れていると感じました。

地方の中核都市にあって、地元の産業に根付いた学校、という一つの理想的な姿、個性、特徴を見させていただきました。
5年後、さらにご発展されていることを楽しみにしております。